2019年6月3日月曜日

玉川ダムのクレストゲート試験放流を見てきました(2回目)


玉川ダムのクレストゲート試験放流を見に行ってきました。玉川ダムは秋田県仙北市にある雄物川水系右支川玉川の重力式コンクリートダムで、堤高は100m、堤頂長は441mあるそうです。

玉川ダム下流公園には、普段ではあまり見かけないくらいの大勢の見学者の方々や、報道関係者の方の姿も見られました。



桜の種類の何かのような花が咲いていました。ヤマザクラでしょうか??



うひょー(^^)

待機していると、これから玉川ダムクレストゲート試験放流を開始するというアナウンスと、長いサイレンが鳴らされました。

そして、それからほどなくして、クレストゲート試験放流が開始しました。

下流の水量の増加に配慮するなどの理由から、一度に全門開門するのではなく、徐々に開門するとかって言っていました。



それから数分後には、クレストゲート全門からの放流が始まりました。

わーいわーい!\(^o^)/



ダムの職員さんと思しき人たちがゲートの点検作業を行っていました。

ゲートの大きさが対比ですごく大きく見えます。



現在ゲートハウスを開放しておりますので、ご自由にご見学くださいというアナウンスがながれたので、下流公園からダム天端へと移動して、ゲートハウスを見学させていただくことにしました。ワクワク\(^o^)/



玉川ダムへはもう何度も行きましたね。しかしゲートハウスを見学するの初めてです。



放流を真上から見ました。ドバドバと大量の水が流れ落ちていきます。



ゲートの種類についての説明が掲示されていました。この日は、クレストゲートとオリフィスゲートからの放流ですね。

さらに、その場にいたダムの職員さんから、内部の設備について詳しい説明を聞かせていただきました。

とても親切にしていただきありがとうございました(^^)



ふむふむ。クレストゲート開閉装置だそうです。

あっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら、玉川ダムのクレストゲート試験放流をたっぷり見学さていただきました。

いいもの見させていただきました。

下流地域を守るために、この試験放流を活かして引き続きダムの管理頑張っていただきたいです。陰ながら応援しています。

また見に来たいと思いました。



過去の記事:玉川ダムを見てきました(11回目)
人生初の玉川ダム(秋田県)
玉川ダム(秋田県)をまた見てきました
玉川ダムのクレストゲート試験放流を見てきました
玉川ダムを見に行ってきました(2回目)
真冬の玉川ダムに行ってきました
玉川ダムのライトアップを見てきましたが
玉川ダムのレッドライトアップを見てきました
玉川ダムのライトアップを撮ってきました

2019年6月2日日曜日

秋田県の絶対見ておきたいダムTOP5

ここ最近、ダムブームですね(^^)


多くの見物客の皆さんが集まることも!

ひと昔前であれば、ダムは無駄だと言われたり、行政のトップが脱ダム宣言なるものを発表したりと、ダムは世間からは冷たい目で見られていました。

しかし、それももはや昔の話といっても過言ではないでしょう。



全国各地のダムの試験放流に数多くの見物客の皆さんが集まったり、ダムカードというカードタイプのパンフレットが配られるようになれば、それを集める人(もちろん私もダムカード集めています)が出てきたり、ダムの近くの飲食を提供するお店でダムカレーというご飯をダム堤体、ルゥを貯水池に見立てた盛り付けをするカレーが出てきたりしています。

ダムカード。
平成31年には天皇陛下御在位三十年を記念した特殊なデザインのダムカードも配布されました。

ダムカレー。

種類によっては、具材をご飯(堤体)から引き抜くとルゥ(貯水池)が"放流"される様を表現しているものもあります。


ダム堤体をライトアップするイベントも行われています。

そんな中で、私が自分の足で見てきた情報をまとめて、秋田県内で絶対に見ておきたいダムをまとめてみました。


秋田県のおすすめダムはここ!


 1. 玉川ダム(スペックは→こちら

玉川ダムは堤体が大きい

玉川ダムは、秋田県仙北市にある重力式コンクリートダムです。
堤高は100m、堤頂長は441m。

玉川ダムは秋田県内の重力式コンクリートダムでは最大の大きさです。とにかく大きい!

東北最大級の総貯水容量(2億5,400万㎥)を持つダム。ダム湖の宝仙湖は瑠璃色でとても美しい。

玉川ダムの宝仙湖

ここ数年は、毎年5月にクレストゲート試験放流が行われています。

5月のクレストゲート試験放流

管理事務所の隣には玉川ダム広報館があり、ダムサイトの自然や、ダムに沈んだ当時の住民の生活の記録を知ることができます。

玉川ダム広報館


ダムに行ったら、広報館(資料館・ものしり館等)があるダムも多いと思います。ぜひ寄ってみてください。





2. 森吉山ダム(スペックは→こちら

堤体の岩石が均一で美しいロックフィルダム

秋田県北秋田市にあるロックフィルダムです。
堤高は89.9m、堤頂長は786mあるそうです。

堤頂長786mという長さは、東北のダムで一番長いとのこと。


距離が長いうえに、堤体が少しカーブしているので、向こう側が見えないくらいです。 

放流の様子
巨大な洪水吐からの放流の様子を、すぐ真上で見ることができます。

ダム天端の管理用通路から洪水吐の底の方まではかなりの高さがあることがここでわかります。

写真ではお伝えすることができないので、是非現地に行って確かめてほしいです。


ダム湖は「森吉四季美湖」

森吉山ダム広報館では森吉山ダムカレーが食べられます。盛り付けの見た目はシンプルに仕上がっているけど味は濃厚でとても美味しい。

森吉山ダムカレーも美しい





3. 成瀬ダム

成瀬ダムは現在建設中です。
秋田県雄勝郡東成瀬村に2019年現在建設中の台形CSGダム。
日に日にダムサイトが形になっていく姿を見ることができるのは今だけですね。

現場にはたくさんの重機が活躍しています。

完成すれば、堤高114.5m、堤頂長は532.5mになる予定だそうです。

ダム見学会も積極的に行われており、ダム建設地の東成瀬村の地元のイベントとコラボレーションしています。

成瀬ダムカレーが食べられます。

完成は2024年度だそうです。今から楽しみですね(^^)






4. 鎧畑ダム


鎧畑ダムは、秋田県仙北市にある雄物川水系玉川の重力式コンクリートダムです。
玉川なので、玉川ダムの下流にあります。
堤高は58.5m、堤頂長は236m。

融雪期には豪快なクレスト放流が見られます。

玉川ダムのクレストゲート試験放流のときは、その下流にある鎧畑ダムにも大量の水が流れ込むことになるので、鎧畑ダムでもクレスト放流が行われる可能性が非常に高いといえます。

鎧畑ダムのダム湖「秋扇湖」も青い湖です。

鎧畑ダム(竣工昭和32年)は玉川ダム(竣工平成2年)の先輩です。玉川ダムの建設に伴い、既存の放流設備だけでは放流しきれなくなるとのことで、当時日本で初めて、鎧畑ダムのダム堤体を削孔し、利水放流設備を設置したという経緯があるそうです。

ダムも状況に合わせてリニューアルされているんですね。

しかし、豪快なクレスト放流です

玉川ダムのクレストゲート試験放流を見に行った際には、合わせて、鎧畑ダムにも足を運んでみてください。




5. 森吉ダム(スペックは→こちら

山奥の秘境の人口建造物

森吉ダムは、秋田県北秋田市にある重力式コンクリートダムです。
堤高は62m、堤頂長は105mあるそうです。
森吉山ダムの上流にありますが、森吉ダムまでは、自動車で30分くらいかかります。

時間に余裕をもってお越しください。

クレストゲートからの放流は圧巻です。

残念ながらふらふら天端を歩くことは基本的にできませんが、ダム直下には結構近くまで行くことができます。

森吉ダムの「太平湖」

ダム湖の太平湖には、毎年6月から10月末頃まで遊覧船が運航されていて、原生林の風景や、紅葉が見事です。



6. 大松川ダム(スペックは→こちら


大松川ダムは、秋田県横手市にある重力式コンクリートダムです。
堤高は65m、堤頂長は296m。
国道107号線から大松川ダムの看板を頼りに山へ向かうと、自動車で2~3分でダム堤体が見えてきます。アクセスしやすいダムですね。

春には、ダム上流の大松川ダム公園に芝桜が咲いて、多くの見物客の皆さんが訪れます。

融雪期には、オリフィスゲートからの放流が行われ、その姿から"泣き顔放流"とも呼ばれています。

大松川ダムの泣き顔放流

大松川ダムカレー。泣き顔放流を忠実に再現。

ダムの近くには道の駅や温泉があります。観光の一環として、ダムに足を運ぶには、大松川ダムはいい場所ではないかと思います。






いかがでしたか?

他にも皆さんに見てほしい秋田県のダムはたくさんありますが、紙面の都合でこの辺で。

山奥の巨大な人口建造物であるダムに興味を持っていただけたらと思います。

2019年6月1日土曜日

YAMAHA PACIFICA112Vを弾いてみました


YAMAHAのPACIFICA 112Vを購入しました。

公式ホームページによれば、

ボディ:アルダー
ネック:メイプル
弦長:648mm
ピックアップ:シングル×2、ハムバッカー×1

だそうです。

ギターを抱えた感じでは、それほど重い感じはせず、どちらかと言えば重量が軽いギターで、持ちやすいと思いました。



ネックは、艶消し塗装のようですね。太さは、やや細めで握りやすいですね。フィンガリングもしやすいです。計算されつくされているネックの太さだと思います。



ボディ部です。ピックアップセレクターは3つのピックアップと、そのハーフトーンの合計5個対応しています。

サドルは6弦それぞれが分離しているので、弦長の微調整はしやすいですね。



ヘッド部です。ヤマハの音叉マークと、パシフィカのロゴがプリントされています。チューニングも、値段の割にはしっかりと音程が決まると思います。

チューニングは楽器で最も大事な要素ですからね。



ギター弦は、このようにボディの裏から通すタイプです。ストラトもこのタイプですね。

慣れてしまえば、このタイプのギターでも弦交換は苦ではないです。




リアのハムバッカーはコイルタップが可能です。このボリュームノブを上に引くと、シングルコイルでのピックアップになります。

パシフィカ112Vの音は、値段の割にはクッキリとした音が出ると思いました。3つのピックアップとコイルタップスイッチのおかげで、多様な音色が出せることも好印象ですね。

コスパに優れていますし、それでいて痒い所に手が届く仕様です。

ネックの太さも手ごろですし、ギターの重量も軽いし、常に手元に置いておきたいギターだと思います。




過去の記事:YAMAHA FS720Sを弾いてみました
YAMAHAのFG-180を見つけました
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アコースティックギターのサドルを自作してみました
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メンテナンス初心者がギターのフレットを磨きます
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2019年5月31日金曜日

橇引沢溜池を見てきました


橇引沢溜池を見に行ってきました。橇引沢溜池は岩手県胆沢郡金ヶ崎町にある北上川水系黒沢川のアースダムで、堤高は23.5m、堤頂長は142mあるそうです。

このすぐ近くには千貫石溜池があります。



ダム堤体の上流の方はコンクリートで覆われていますね。



看板が建てられた当初はダムの諸元とかが書かれていたかもしれませんが、私が訪問した時には、何が書かれていたか判別することはできませんでした。



洪水吐ですね。若干傾斜がついているようにも見えますが、錯覚かもしれません。



洪水吐の導流部ですね。この日は水は流れていませんでした。



湖面は穏やかでした。



アースダム:千貫石溜池を見てきました
金沢ダム(秋田県)を見てきました(2回目)
煙山ダムに行ってきました
相野々ダムに行ってきました
南外ダムを見てきました
衣川1号ダムを見てきました
潟尻第一ダムを見てきました
仏沢ダムを見てきました
松倉ダムを見てきました
松倉ダムを見てこられませんでした
金沢ダム(秋田県)を見てきました
八塩ダムに行ってきました
一丈木溜池を見てきました
羽根川ダムへも行ってきました

2019年5月30日木曜日

千貫石溜池を見てきました


千貫石溜池を見に行ってきました。千貫石溜池は岩手県胆沢郡金ヶ崎町にある北上川水系宿内川のアースダムで、堤高は31.5m、堤頂長は191mあるそうです。



なんでも、千貫石溜池には伝説があるそうです。看板に書いてありました。

17世紀にこの千貫石の堰堤工事は毎年大破する難関な工事だったそうです。そこで、他所から銭1000貫(色々なネットの情報を集約すると…現在の価値で1000万とか?違ったらすいません)で「おいし」という若い女性を買い、牛とともに人柱にしたそうです。

これで堰堤は完成したものの、その数十年後には大雨でまた決壊してしまったそうです。

昭和50年代に、千貫石部落の婦女間でたびたび「おいし」が夢枕に立ったということで、近くの山頂に「お石観音」が建立された。

と書いてありました。



現在は、堤体は穏やかな様子ですね。

溜池の周囲には森林公園やキャンプ場などもあるそうです。



溜池の水位はひたひたでした。



湖面に太陽光が反射してキラキラしていました。



アースダム:金沢ダム(秋田県)を見てきました(2回目)
煙山ダムに行ってきました
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南外ダムを見てきました
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