ラベル ダムカード の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ダムカード の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年3月20日土曜日

綱木川ダムに行ってきました(2回目)

綱木川ダムを見に行ってきました。綱木川ダムは山形県米沢市にある最上川水系鬼面川(おものがわ)のロックフィルダムで、堤高は74m、堤頂長は367.5mあるそうです。

山形県のホームページによると、鬼面川は吾妻連峰大峠に源を発し舘山地先で大樽川と合流し北北東に流れて川西町吉島橋地点で最上川に合流する流域面積223.2km2、流路延長36.8kmの一級河川だそうです。

昭和31年度に改修工事が竣工していますが、流況が不安定なため相次ぐ渇水により取水に困難をきたしていたため、綱木川ダムは昭和54年度から県単独費で予備調査、昭和59年度から実施計画調査を行い、昭和63年度から建設に着工した多目的ダムで、ダム地点における計画高水流量350㎥/sを115㎥/sに調節し、洪水による被害を防ぎ、また水道用水確保のダムとして平成19年度に完成したそうです。



3月中旬にも関わらず、雪が降っていてとても寒かったです。洪水吐からは放流されていて、水紋と舞い落ちる雪が織りなすモノトーンの景色が寒さを物語っているかのようです。



ロックフィルの法面です。まだまだ雪が残っていましたね。

晴れていれば、天端をあっちからこっちまで隈なく歩いて散策したいところではありましたが、悪天候で若干靄がかかっていたので、あまり歩けませんでした。



昨今はダムカードを貰いに行きづらくなってしまいましたね。この頃は辛うじてダムカードを貰いに行けるギリギリの時期でもありました。ダムの看板とともに。

ダムカードに載っているダムの写真は航空写真が多いですね。全体を写しこむには航空写真が一番でしょうからね。

私もできることなら上空からダムを眺めてみたいものです( *´艸`)



ダム湖は「おしょうしな湖」と名付けられているそうです。「おしょうしな」とは、この山形県の置賜地方の方言で、感謝を表す言葉なんだそうです。

綱木川ダムに向かう道中で、おそらくこの地域のコミュニティラジオと思われるラジオを社内で聞いていました。すると、そのラジオの司会者が「おしょうしなんしー」と言ってい(たように聞こえ)ましたね。「ありがとねー」みたいなニュアンスだったのでしょうか。

ダム建設にかかわった人々や自然や水の恵みに対して感謝しているのだそうです。

我々も、自然のや水の恵みに感謝して生きていきたいものです。


 

ダム天端に向かう道路の途中の橋からは、個人的にお気に入りの綱木川ダムのビューポイントがあります。

洪水吐から流れる水が穏やかでキレイです。

綱木川ダム、世の中が落ち着いたらまた見に来たいと思います。

2019年8月18日日曜日

大松川ダムを見てきました(5回目)


大松川ダムを見に行ってきました。大松川ダムは秋田県横手市にある雄物川水系松川の重力式コンクリートダムで、堤高は65m、堤頂長は296mあるそうです。

昭和46年度から予備調査を開始し、昭和50年度に実施計画調査、昭和58年度に重力式コンクリートダムとして建設採択され、平成4年度に本体着工、平成11年3月に総事業費約414億円で完成したという経緯だそうです。

大松川ダムは、横手川沿川の洪水被害を軽減し、下流既得用水の補給など流水の正常な機能の維持を図るとともに、水道用水として横手市に対し14,000㎥/日を供給し、かつ横手市金沢中野地区の農地272.4hEに対してかんがい用水の補給を行います。また、県営大松川発電所において最大1,000kWの発電を行っています。



令和元年8月上旬現在、秋田県内は少雨のため玉川ダムなんかではダムの貯水位が低下してきています。

大松川ダムでも、夏季ということもあるかとは思いますが、水位は少なめでしたね。



ダム湖は「みたけ湖」と名付けられています。ダム上流には「御嶽山」という山がありますので、そこの名を付けたものと思われます。

水位は低めでしたが、風がなく湖面は穏やかで、山が湖面に反射して見えました。上下対象で綺麗な景色だと思います。

ダム天端から貯水池を眺める時の楽しみの一つですね(^^)



大松川ダムの副ダムとダム下流の水の色が違っていました。下流の水の色が濁って見えますね。

ダム堤体の下に大松川発電所があるので、発電に伴う放流も含まれているものと考えられますが、頑張って放流しているような印象を受けました。大変ですね。

時々、大松川ダム右岸の駐車場に駐車している車はありましたが、ダム堤体を見て歩く人はいませんでした。

この日も暑かったですからね。

クマにも警戒が必要です。私は、わざと大きな声で「わーいダムだー!」なんて言葉を発して見たり、おなかをポンポン叩いて私の存在を知らせて、ちょっとでもクマさんがビビって山から下りてこないように対策を講じました。

しかし、昨今のクマは人間を恐れなくなったというニュースも見ましたので、引き続き警戒は必要ですね。



大松川ダムの堤体を見ながら、ダムカードとパシャリ。

ダムカードは、平鹿地域振興局建設部か、道の駅さんないか、あいのの温泉鶴ヶ池荘でもらえるそうです。

大松川ダムはこの暑さにも負けない丈夫な堤体を持ち、今日も静かにダムの務めを果たしていました。

私もさういふものになりたいですね。

また見に来たいと思いました。



別の記事:またまた大松川ダムを見てきました
大松川ダムの放流も見てきました
大松川ダムにも行ってきました(2回目)
大松川ダム(秋田県)を見に行きました

2019年8月16日金曜日

鹿瀬ダムを見てきました(1回目)


鹿瀬(かのせ)ダムを見に行ってきました。鹿瀬ダムは東北電力株式会社が管理している新潟県東蒲原郡阿賀町にある阿賀野川水系阿賀野川の発電専用の重力式コンクリートダムで、堤高は32.6m、堤頂長は304.2mあるそうです。

鹿瀬ダムは地元では角神(つのがみ)ダムとも呼ばれているそうです。

鹿瀬ダムといえば、何といってもこの20門も並んでいるラジアルゲートが特徴的です。

ずらーっとゲートが並んでいる姿を生で見ると感激さえしてしまいそうです。

また、鹿瀬ダムは歴史的価値が高いダムだということで、土木学会から日本の近代土木遺産2800選に選定されているそうです。

残念ながら私が訪問した時には放流はしていない様子でしたが、これが全門、いや半分かそれ以下でもゲートを開いて放流している姿はきっと豪快かつ繊細で美しいものであろうかと思います。

いつか機会があったら見てみたいものです。



国道からちょっと逸れた道に入ると、鹿瀬ダムをちょっと近くで見ることができました。

いやー。すごいですね(^^)

堤高に対して堤頂長が長いため、今まで見てきたダムとはまた違った印象を受けますね。

玉川ダムとかなんかは、堤体がドシーンと川をせき止めて鎮座しているという印象ですが、この鹿瀬ダムは、川を受け流すというか、枕石漱流というか、しなやかな働きをしそうな印象を受けました。
(※印象は個人の見解で、ダムの働きを表現したものではありません)



「山の上に行けば、鹿瀬ダムを一望できる場所があるよ」と地域おこし協力隊の方と思しき方に話を聞いて、近くの山を自動車で上ってみました。

さっきはあんなに大きく見えた鹿瀬ダムが、ここまでくるととても小さく見えます。

…しかし、じつは鹿瀬ダムの下流側から見ることができるあずまやがあるという情報を後で知りました。

鹿瀬ダムをインターネットで検索すると、鹿瀬ダムを鳥瞰した写真が出てくるかと思いますが、その写真は、おそらくそのあずまや付近から撮影したものだと推測されます。

今回の旅では見ないでしまいましたが、今度はぜひそこから見てみたいと思います。



ダムカードをゲットしました。わーいわーい。

鹿瀬ダムのダムカードに載っている撮影スポットからの景色も見てみたいです。

あと、私はダムカードを収集しているわけではないと思っていましたが、旅の証としてカードが形として残っているのはちょっとうれしいです( *´艸`)



鹿瀬ダムは、「半川締切工法」という工法で建設されたそうです。なんでも、川の流れを片方半分に偏らせて、流れがなくなった場所にダムを作り、それができたら、仮の排水路を作ってもう半分を作るんだとか。へー。

鹿瀬ダムは紅葉や新緑の季節も景色が綺麗なんだそうです。

また折を見て見に来たいと思いました。

2019年8月12日月曜日

豊実ダムに行ってきました(1回目)


豊実ダムを見に行ってきました。豊実ダムは新潟県東蒲原郡阿賀町にある阿賀野川水系阿賀野川の重力式コンクリートダムで、堤高は34.2m、堤頂長は223.2mあるそうです。

東北電力株式会社が管理運営している発電専用ダムですね。

ダムを見に行ったら、先にダムを見に来ていた妙齢の男性がいました。

その男性が「この下に行ったらダムが見れますよ」と教えてくれました。

男性に言われた通りに下に歩いて行ってみると、途中で立入禁止になっていました。

一番近くで豊実ダムを見られる場所はここなようでしたね。

豊実ダムはラジアルゲートが19門もあるそうです。間近で見られればすごいと思いますね。



ご覧の通り、立入禁止でした。



むむぅ~。

柵の隙間からどうにかしてダムを見てみようと頑張りましたが、横に広がるダムを柵の隙間から見るにはどうしても限界がありますね(>_<)



豊実ダムの全体像を見るには、小高い道路上からということになりそうです。

近くで見られなくても、豊実ダムは美しいダムだと思いました。

ダムマニア展のイベントの一環で豊実ダムの見学会が行われるそうです。私はいけませんが、豊実ダムを見学できるのはいいなーって思います。



最後に、かのせ温泉赤崎荘にてダムカードをゲットしました。わーいわーい。

豊実ダムをまた機会がありましたら見に来たいと思いました。

2019年8月8日木曜日

揚川ダムを見てきました(1回目)


揚川ダムを見に行ってきました。揚川ダムは新潟県東蒲原郡阿賀町にある阿賀野川水系阿賀野川の重力式コンクリートダムで、堤高は19m、堤頂長は316.2mあるそうです。

東北電力株式会社が管理している発電専用のダムで、ダムにはローラーゲートが15門も並んでいて、もはや荘厳な印象を受けてしまいます。



全てのスケールが大きくて言葉になりません(語彙力がありません)。巨大な建築物が整然と並んでいる姿が芸術的というかなんというか。

ちなみに、ダムカードのこだわり技術の欄によりますと、揚川ダムは岩盤上の砂礫層が厚かったために、止水が確実で施工中の出水に対しても安全な工法としてニューマチック・ケーソン工法をダムの遮水壁、ピアの支持構造体に採用したフローティングタイプのダムなんだそうです。

勉強になりますね。



こちらはダムの上流です。ダム湖というよりは川ですね。阿賀野川ですね。



反対側まで来てみました。反対側から見てみても大きくて整然としていますね。

揚川ダムは見学に適したものはありませんが、駐車可能なスペースが何か所かありましたね。



また機会がありましたら見に来たいと思いました。



帰りに、かのせ温泉赤崎荘でダムカードをゲットしました。

2019年8月7日水曜日

内の倉ダムを見てきました(1回目)


内の倉ダムを見に行ってきました。内の倉ダムは新潟県新発田市にある加治川水系内の倉川の中空重力式コンクリートダムで、堤高は82.5m、堤頂長は166mあるそうです。

内の倉ダムは、越後平野北部の加治川沿いに広がる穀倉地帯の農業用水と、新発田市の上水道用水の補給を目的として昭和39年12月に建設計画が決まったそうです。

ところが、昭和41年7月と昭和42年8月に発生した加治川の大水害(羽越水害)が流域に多大な被害をもたらしたそうです。

これをきっかけに、加治川流域を水害から守る機能も加えたダムが改めて昭和43年8月に建設することが決まったそうです。



ダム湖は「内の倉湖」と名付けられています。ダムの上流の方には、釣りをしているような方々がいらっしゃいました。

この日は暑くて風もほとんど吹いておらず、湖面は穏やかでしたね。



赤いラジアルゲートが見えますね。下流からダム堤体を見るスポットは見つけられませんでしたが、もともとなかったのかもしれません。

中空重力式コンクリートダムですので、上流の堤体に傾斜が付いていますね。なんでも、中空重力式コンクリートダムは横から見ると三角形の形をしているんだそうです。

内の倉ダムは、ダム堤体内の空洞で演奏会が開かれることがあるんだそうです。ぜひ行ってみたいですね。



天端です。自動車で通行可能でした。奥の方に何か立っていますが、あれを避けてゆっくり走れば大丈夫なようです。

この日はとても暑く、携帯には熱中症アラートが鳴って、「外での運動は原則禁止」というメッセージが出ていました。

ダム見学は私にとっては運動と同義なので、あまりあちこち歩きまわらずに、静かにしていることしかできませんでした。



ダム右岸の道路付近に、中空重力式コンクリートダムの堤体の10分の1スケールの模型が置いてありました。

その昔はコンクリートが高価だったため、コンクリートを節約するためにダム堤体の内部を空洞にしたんだそうです。

最近ではコンクリートの値段がそれほど高くなくなったために、逆に複雑な構造になる中空重力式コンクリートダムは採用されなくなったんだそうです。



最後に、管理事務所でダムカードをゲットしました。わーいわーい。

内の倉ダムはまだまだじっくり見たいダムでありました。

また見に来たいと思いました。

2019年7月20日土曜日

飯詰ダムに行ってきました(1回目)


飯詰ダムを見に行ってきました。飯詰ダムは青森県五所川原市にある岩木川水系飯詰川のアースダムで、堤高は38m、堤頂長は234mあるそうです。

飯詰ダムは、建設省(現国土交通省)の補助事業として、青森県内で初めて建設されたダムなんだそうです。

ダムサイトの基盤はコンクリートダムを支える十分な強度を有していなかったため、ロックフィルダムやアースダムなどが検討されたそうです。ダムサイト周辺から良質な粘土等が採取できたため、中央コア型アースダムが採用された経緯があるそうです。

へー。




駐車場に「不動公園」の案内板がありました。なんでも、ここの上流に不動の滝なるものがあるんだそうです。この看板を見ると、不動公園は森の中を散策出来る歩道があるんでしょうかね。



上流からダム堤体を見ています。水位は低くなっていますかね。



暗くてよく見えないと思いますが、ダム銘板(っていうのかな?)に「飯詰ダム」と書いています。ダム銘板(?)がはめ込まれているコンクリート(?)が三角形の形になっているのは珍しいんじゃないでしょうか?

おしゃれでいいですね(^^)



洪水吐です。こちらはあまり使われていないのでしょうか?木が生えているし、草も生えていますね。



導流部です。カーブを描いています。おそらく向こうの方で河川に合流するんだと思います。



ダム湖は「不動湖」と名付けられているそうです。不動の滝や不動公園からとったんでしょうか?



この日も風がとても強かったです。帽子が飛ばされて天端をひとりで散歩しに行ってしまいました(>_<)

「おーい待ってくれー」なんて言いながら帽子を取りに行った感じですね。

帽子のひもをきつく結んで飛ばされないようにしました。

するとどうでしょう。今度はカメラを構えるのに帽子のつばが邪魔になってしまいました。大きいカメラはこれが大変であり、不便なのもまた楽しいですけどね(^^)



ダムの堤体です。緑が綺麗ですね。

飯詰ダムは自然に囲まれたアースダムでした。ダムサイトの県道はツーリングに適しているそうで、見学中に何台ものライダーの方々が通り過ぎていきました。

また見に来たいと思いました。



ダムを見た帰りに、青森県西北地域県民地域局でダムカードをゲットしました。

2019年7月14日日曜日

小泊ダムを見てきました(1回目)


小泊ダムを見に行ってきました。小泊(こどまり)ダムは、青森県北津軽郡中泊町にある小泊川水系小泊川の重力式コンクリートダムで、堤高は33.5m、堤頂長は121.5mあるそうです。

山間部や半島部等の局地的な治水・利水対策のために、昭和63年度に、『小規模生活ダム』として補助事業に採択され、平成5年に建設着工し、平成9年3月に完成したそうです。



ダムの下流は公園になっていて、キャンプができるようになっていました。草もきれいに整備されていました



こんなにダム堤体の近くまで来られました(^^)

幸せですね(^^)

放流はされていませんでした。



車止めにイカさんの彫り物がありました(≧∇≦)

かわいい。



ダムの天端にやってまいりました。天端には、お魚の模様が描かれていたように見えましたが、ちょっと劣化していましたね。私はこれもまた風情があっていいと思います。



ダム湖は「遊仙湖」と名付けられています。洪水期なので水位は低めに設定されているのでしょう。

この日はとても風が強く、帽子が飛ばされてしまいました。後ろの調節ひもを限界まで引っ張って帽子を頭に縛り付けていないと大変でしたね。

この日は人気がなく静かでした。



この後、ダムから5kmほど北上したところにある道の駅ポントマリでダムカードをゲットしました。

わーいわーい。

小泊ダムは津軽半島最北端のダムだそうです。

ここまで来たら竜飛崎はもうすぐになるでしょうけれど、ちょっと寄り道して、小泊ダムを見に行ってみてもいいのかもしれませんね。

また機会がありましたら見に来たいと思いました。