2019年11月18日月曜日
湯田ダムに行ってきました(13回目)
湯田ダムを見に行ってきました。湯田ダムは岩手県和賀郡西和賀町にある北上川水系の重力式アーチダムで、堤高は89.5m、堤頂長は264m、ダム事業者は国土交通省東北地方整備局だそうです。
湯田ダムは、田瀬、石淵ダム同様に北上川上流部の洪水を軽減することを主目的に昭和28年に着手されたダムだそうです。調査に入った当初は重力式コンクリートでしたが、折から鳴子ダムが初めてのアーチ式ダム完成をめざしている時でもあり、アーチダム建設の機運は盛り上がっていたそうです。しかし、アーチダムの基礎岩盤としては右岸上部及び河床部の断層処理など難問題がありましたが、これを見事克服し肉厚のアーチダムが昭和40年、着手以来13年の歳月をかけ、和賀中部3700haへのかんがい用水の補給と最大出力53,000kwの発電と合わせ多目的ダムとして完成したそうです。
また、湯田ダムは水没戸数約600戸、鉄道付替15km、道路付替39kmと当時我が国最大の水没事例を残しました。
この訪問は、10月の上旬のことでした。なんでも、10月下旬に、錦秋湖オータム放流と銘打って、クレストゲートからの放流を行う案内板が掲げられていました。
行ければ、是非とも見に行きたいイベントですね(^^)
かつてこの場所には、黄色い案内板があったと思いましたが、撤去されていました。ボタンがあってそれを押すと、湯田ダムの概要が音声で流れる奴だったと記憶していますが。
跡形もなくなっていますね。
湯田ダムといえば、この美しアーチですね。アーチ系のダムは、ここと鳴子ダムにしか行ったことがありませんが、私は、湯田ダムのアングルが好きかもしれませんね。
もちろん、ダムに優劣をつける意図ではありません。
クレスト試験放流を行うには水位が低いような気がしますね。この後大雨でも降らないことには、水位の上昇は難しいのではないかと思います。今年は雨が少なかったですからね。
事前に西和賀町の宿泊施設に泊まると、クレスト放流を特等席で見られる特典があるそうです。私は近場なので泊まりません。みなさん。この階段を使ってあの特等席まで降りていくんでしょうか?
結構急で長い階段のように見えますが…。
湯田ダムは全国的にも有名になってきましたね。それだけ魅力に満ちたダムなんだと思います。私も足しげく通って見ていますしね。
イベントがあるときは見物客がたくさんで、私は落ち着かなくなってしまうので、こういう何もない日にゆっくりと天端を歩いたりぐるぐると歩き回ったりするのが好きですね。
また見に来たいと思いました。
過去の記事:湯田ダムに行ってきました(12回目)
湯田ダム周辺の紅葉を見てきました
初めての湯田ダム(岩手県)
今年のダム詣では湯田ダムでした
2018年も湯田ダムの紅葉を見てきました
またまた湯田ダムに行ってきました
錦秋湖スプリング放流inにしわが2017を見てきました
湯田ダムに行ってきました(2回目)
湯田ダムのライトアップに行ってきました
2019年10月28日月曜日
田瀬ダムに行ってきました(3回目)
田瀬ダムを見に行ってきました。
田瀬ダムは岩手県花巻市にある北上川水系猿ヶ石川の重力式コンクリートダムで、堤高は81.5m、堤頂長は320mあるそうです。
田瀬ダムは北上山地の奥深く流れ出る猿ケ石川をせきとめて造られたそうです。
工事は五大ダムで最も早く昭和16年に始まりましたが、戦争で中断し、再開されたのは昭和25年10月、その4年後の昭和29年10月に完成したそうです。国直轄ダム事業で初めての本格的な重力式コンクリートダムだったそうです。
国直轄施工ダム第一号として、昭和16年に着工したが昭和19年に太平洋戦争の激化により中断したそうです。カスリン・アイオン台風により計画を見直し、昭和29年に完成。放流水を活用した水質保全施設を設置しているそうです。
このたび、田瀬ダムの高圧放流設備が日本機械学会の機械遺産に認定されたそうです。
機械遺産とは、歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、日本機械学会が、主として機械技術に関わる歴史的遺産を「機械遺産」として認定しているそうです。
ダムの機械設備としては、初めての機械遺産認定だそうです。
ダムの技術が日本の技術の発展に寄与したということでしょうかね。
田瀬ダムものしり館の近くの原っぱに当該機械遺産の認定を受けた高圧放流設備が展示されていました。
なんでも、堤体の低い位置でダム湖の水の高い水圧を受けながら、密閉性を保ちながら、ゲートを開け閉めできる油圧式の装置なんだそうです。
間違っていたらごめんなさい。
ダム湖は「田瀬湖」と名付けられています。今日も田瀬湖は穏やかでしたね。この日はあいにくすっきりしないお天気でした。晴れていればもっと眺めのいい景色が見られたかもしれませんね。
ダムは訪れたときの天気によっても見える景色が違って面白いですね。
ダムの天端です。自動車で通過することができます。利便性はあるかもですが、私はダムの天端をウロウロするのが好きなので、交通の往来には十分注意しないといけないですね。
下流の方でチョロチョロと放流していましたね。
高圧放流設備と田瀬ダムを一直線に見ることができるポイントですね。
ダムにはたくさんの技術が結集しているんでしょうね。また見に来たいと思いました。
別の記事:田瀬ダムに行ってきました(2回目)
田瀬ダムを見てきました
2019年10月7日月曜日
胆沢ダムに行ってきました(6回目)
胆沢ダムを見に行ってきました。
胆沢ダムは岩手県奥州市にある北上川水系胆沢川のロックフィルダムで、堤高は127m、堤頂長は723mあるそうです。
胆沢ダムは、北上川水系の上流ダム群の内の一つです。
岩手・宮城両県にまたがる北上川は、幹川流路延長249km、流域面積10,150㎢の東北地方最大の河川です。この北上川水系は本川に大きな影響を及ぼす支川が各所で合流するため、洪水流出が急激であること、一関市狐禅寺下流の狭窄部で洪水の流下が大きく妨げられ、さらにその上流に湛水現象が発生するなどの出水特性があるため、過去に幾度となく多大な被害を受けてきましたため、胆沢ダムは、北上川の右支川胆沢川に建設されました。
治水面はもとより、河川環境の保全のための流量の確保、下流に広がる穀倉地帯へのかんがい用水の補給、下流の胆江地区への水道用水の共有、発電を行う多目的ダムだそうです。
胆沢ダムの天端には、石淵ダムカード風フォトフレームが設置されていました。枠の向こう側に、石淵ダムの頭が少し見えていますね。
胆沢ダム管理支所の建物内に、石淵ダムのジオラマ模型が展示されていました。
今まで何度も見ていたような気がしますが、こうやって石淵ダムの実物を見た後にこのジオラマ模型を見ると、また違った見え方をするというかなんというか。
「ここがあそこで、あれがここなんだなー。」って見ることができますね。
出来れば、石淵ダムの全体像を生で見てみたいものですね。
今はこれがせいいっぱいですね。
ダム湖は「奥州湖」と名付けられています。総貯水容量は1億4,300万㎥だそうです。全部飲めといわれても、とても飲みきれませんね。
奥州湖眺望台に来て、胆沢ダムを上から覗いてみてみました。眺望台はけっこう高い場所にありますが、それでもまだ胆沢ダムは大きく見えます。さすがわが国最大級のロックフィルダムですね。
訪れるたびに私に新しい姿を見せてくれるダム。
今回も胆沢ダムには石淵ダムを見せていただいたり、絶妙な堤体のカーブをまじまじを見ていたりしました。
また見に来たいと思いました。
別の記事:胆沢ダムに行ってきました(5回目)
胆沢ダム周辺の紅葉を見てきました
晴天の胆沢ダム
胆沢ダムのライトアップを見てきました
胆沢ダムに行ってきました
2019年10月6日日曜日
胆沢ダム湖に沈んだ石淵ダムを見に行きました
石淵ダムが見えるということで見に行ってきました。胆沢ダムの貯水位が低下したことにより、ダム湖に沈んだ石淵ダムがちょっと見えるようになったとのことです。
石淵ダムは現在の岩手県奥州市にかつてあった北上川水系胆沢川のロックフィルダムで堤高は53m、堤頂長は345mだったそうです。
また、北上川上流5大ダム計画のうち最初に完成したダムで、胆沢川の北上川合流点(奥州市水沢区)から上流25㎞の地点に位置していたそうです。終戦直後の不安定な社会情勢下の昭和21年の着工だったため、建設に要する資材・労働力及び建設機材の確保には多くの困難を要し、8年の歳月延べ181万人の人力、13億3,600万円(建設当時)の巨費を投じて昭和28年に完成した我が国初のロックフィルダムだったそうです。
石淵ダムは、昭和28年竣工以来60年の永きにわたり、北上川・胆沢川の洪水被害軽減をはじめ、ダム下流に広がる広大な胆沢平野の水田にかんがい用水を供給し、さらには、電力供給を行うなど地域生活の基盤として欠くことのできない目的を果たしてきたそうです。
その間、平成20年の岩手・宮城内陸地震などの大地震にも耐え、流域の安全・安心の役割を担ってきたそうです。しかし、北上川の洪水氾濫のより一層の低減と下流域の水需要の増加に伴い、胆沢ダムの建設が進められ、石淵ダムは平成24年10月に60年の歴史に幕を降ろしたということだそうです。
現在、石淵ダムの機能は胆沢ダムに引き継がれ、また、胆沢ダムへの土砂流出の防止という新たな役割を担い、なお一層地域の生活基盤の向上をめざしているとのことです。
北上川ダム統合管理事務所のホームページにはこのように説明されています。
石淵ダムは日本で最初に施工されたロックフィルダムだそうですが、完成したのは岐阜県の小渕ダムというロックフィルダムが最初なんだそうです。
あと、石淵ダムの水没地の補償問題は、日本国憲法の制定前で移転住民に大きな禍根を残したとウィキペディアに書いてありましたね。
胆沢ダムの天端から石淵ダムを見ました。
胆沢ダムの天端には、石淵ダムカード風フォトフレームや、石淵ダムを偲ぶパネル展示がされていました。
おわかりいただけますでしょうか?
ズームしてみました。石淵ダムの面影が見ることができるかと思います。
堤体上流部には取水塔もあったようですね。
胆沢ダムのダム湖「奥州湖」湖畔の、かつて石淵ダムがあった付近には、石淵広場という場所が整備されていて、石淵ダムのゲートモニュメントが展示されています。
間近でゲートを見るとやっぱり大きいですね。
胆沢ダムの完成によってダムとしての役割を終えた石淵ダムは、奥州湖の湖底で貯砂ダム的な機能を担っているそうです。
また見えたら見に来たいと思いました。
2019年9月24日火曜日
FERNANDESのBurny RLG-95 2016を買いました
FERNANDESのBurny RLG-95 2016を買っちゃいました。
FERNANDESのBurny RLG-95 2016はフェルナンデスがバーニーというブランドで販売していたレス・ポールタイプのエレキギターで、日本製だそうです。
スペック的な説明は
ネック : マホガニー
弦長:628mm
ネックの接合:セットネック
指板:ローズウッド、22フレット、400R
ボディ:メイプル(Flame Plywood top) 15mm + マホガニー 45mm
ピックアップ: FVH-9 x2
コントロール:2Volume、2Tone、トグルスイッチ
ブリッジ:チューン・O・マチック & Stop Tailpiece
その他の特長:ディープジョイントネック、ヘッド角度 17°
ということだそうです。
ディープジョイントとヘッド角17度ってのはこだわりのスペックですね。
RLG-95 2016は、残念ながら生産コスト高騰のため、国内生産モデルは終了する運びとなってしまったとのことでした。
ヘッドです。ヘッドに角度をつけているのは、テンション感を出すためだそうです。このタイプのギターは弦長が628mmと比較的短いので、そのままだと弦が緩く感じるのだと思います。
私が買ってすぐに弾いてみた感想としましては、押さえやすくて弾きやすいと思いました。力強くストロークをすると弦がバリバリしてしまうので、その辺に注意して弾きたいと思いました。
ヘッドの形もそれっぽくなっていていいですね。ちょっとデザインがすっきりしすぎていると思うので、あとでロッドカバー(ヘッドの下部についているねじ止めされた部品)を見た目のいいヤツに変えたいと思います(^^)
ボディはこんな感じです。表面にうっすらとメイプルの木目が浮かんでいるのが綺麗ですね。安物のギターと違って、フレット端の処理も完ぺきで、とても滑らかにフィンガリングができました。
ギターの右肩についているスイッチ。演奏中にうっかり触れて誤作動を起こす(音色が変わる)ことがありますからね。ハイスタ世代としては、このスイッチをガムテープとかで止めてやりたいです。
コントロールノブはこのタイプです。昨今はコイルタップ機能付きでこのノブを引っ張るとハムバッカータイプのピックアップがシングルコイル風に変わるものもあるようですが、Burny RLG-95 2016はシンプルでコイルタップ機能は付いていませんでした。
私の演奏スタイルでも使わなかったと思います。
レス・ポールタイプのギターだけあって、ちょっと重いですね。体重計で乗ったり下りたりギターを持ったり持たなかったりで量ったところ、Burny RLG-95 2016の重さは4.6kgありました。
ネックです。ディープジョイントと謳われています。これは、ギターのボディとネックとの接合面積を大きくすることで、音の伸びがよくなるんだそうです。
しかし、ディープジョイントであってもなくても、実際のところはよくわからないという声もインターネット上で散見されました。
私は本家レス・ポールに憧れを持っているので、このセットネックを見ただけで充分嬉しいですね。初めておばあちゃんに買ってもらったエレキギターはボルトで接合されていましたね。
あと、Burny RLG-95 2016はネックが若干細めに作られている気がしました。私の小さな手でも握りやすかったです。これは買って正解でしたね(^^)
ペグはクルーソンタイプのものです。ヘッド裏には「MADE IN JAPAN」の文字がありました。
音について。
まだ大きな音を出せていないので詳しくはわかりませんが、フロントピックアップは柔らかく、リアピックアップはゴリゴリの、これぞエレキギターという音が出てくる感じがしました。
ピックアップはオリジナルのFVHというピックアップが載っているそうです。そのうちピックアップ交換なんかもしてみたいと思っています。
そのうちスタジオ的な場所で思いきり大音量でかき鳴らしてみたいと思いました。
Burny RLG-95 2016はいいギターだと思います。なんか、初めてエレキギターを手にしたときのあの感動が呼び戻されたような感覚がして、私が理想とするギターの一つの形がこれなんじゃないかとさえ思っています。
買ってから2週間くらいはスマホの待ち受け画面にこのギターの写真を設定してました。
生産終了が惜しまれますが、これからも、気持ちが続く限りはBurny RLG-95 2016を弾いてみたいと思いました。
Burny RLG-95 2016はいいギターですね。
過去の記事:YAMAHA PACIFICA112Vを弾いてみました
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