2017年10月20日金曜日

玉川・鎧畑ダムカレーを食べました


玉川・鎧畑ダムカレーを食べてきました。

玉川・鎧畑ダムカレーは秋田県仙北市のJR田沢湖駅の駅前にある食事処で提供されていて、お値段880円だそうです。

最近できたメニューなようで、私が食べに行った時点では、メニュー表とは別の紙にて宣伝していました。



オーダーしてからほどなくして、噂のダムカレーが運ばれてきました。から揚げがかなり大きいです。小さめサイズの卵に衣がついているくらいだったでしょうか。から揚げはサクサクジューシーでした。おいしかったです。




運んできた店員さんから、「このダムカレーには仕掛けがあるよ」と言われました。

配膳された品々をくまなく調べてみましたが、サラダには仕掛けはありませんでしたね。

スプーンも折れ曲がりそうにありませんでした。箸も特別な仕掛けは見当たりませんでした。

残るはダムカレー本体ですが、から揚げに隠れていたこの串刺しのウィンナーがどうも怪しい…。

意を決してウィンナーを抜いてみました…。



ドドドドドドドドド。

堤体(ごはん)のゲート(ウィンナー)が解放され、カレールゥの放流が発生しました(^^)

これは素晴らしい。

ボリューミーでデリシャスで、食べ応えがあって美味しかったです。仕掛けも面白かったです。これで880円はコスパがいいと思いました。


過去の記事:鳥海ダムカレーを食べてきました
湯田ダムカレー(秋バージョン)を食べてきました
成瀬ダムカレーを食べました
鳴子ダムカレーを食べてきました
大松川ダムカレーを食べました
胆沢ダムカレーを食べてきました
玉川・鎧畑ダムカレーを食べました
森吉山ダムカレーを食べてきました
森吉山ダムカレーを食べてきました (2)
津軽ダムカレーを食べました
寒河江ダム大噴水カレーを食べました

浅瀬石川ダムの近くのレストランのカレー

ダムの魅力についての私感

私がダムに本格的に興味を持つようになったのは、ここ1年くらいのことです。

それ以前にも、ダムを見学に行ったことはありましたが、それほどのめりこむほどの興味はありませんでした。

ドライブをしているときに、ふと、以前訪れたときは完成途中だったダムの完成した姿を見たくなり、何の気なしに行ってみました。

そこには、大自然の中に巨大なダムが鎮座していたわけです。

そのとき、思わず「\やべぇ/」と思ってしまいました。

大自然の中に調和しているのかいないのか、人間よりもはるかに大きい人工構造物が、水が流れる轟音とともにドッシリと構えている姿が、私を魅了してしまったわけです。




こちらは、青森県にある津軽ダムを遠くから撮影したものです。




こちらは、秋田県にある玉川ダムを真下から撮影したものです。画像では比較対象がなくてわかりにくいですが、高さが100mあります。


ダムの堤体の巨大さもさることながら、そこから大量の水が放流される姿も圧巻です。

ダムの上部には、100年に1度起こるかもしれない大洪水が起きたときのための非常用ゲート(クレストゲート)があります。そこから水が放流される姿はまだ見たことがありません。




 こちらは、常用放流設備からの放流ですが、これだけでもなかなかすごいです。ヤバいです。

クレストゲートからの試験放流を行う場合もあるようです。できることなら見学してみたいと思います。


 


私個人がダムに感じる魅力は
・ 自然に囲まれた人工構造物の圧倒的な存在感
・放流の迫力
ですね。

2017年10月17日火曜日

ダムの役割

ダムは目的をもって建設されます。一見すると同じように見えるダムでも、その地域によって担っている役割が異なります。ダムの役割は、次にように大別されるそうです。


○洪水調節(リンク)(Flood control)
大雨が降ったときなどに備えて、ダムの水位を下げておき、下流に流す水量を調節して、洪水被害を防止または軽減をします。

○不特定利水(リンク)(Normal function of the river water)
聞きなれない言葉ですが、特定した権利者による用途がない水利用のことを指すそうです。既存の農業用水に供給だったり、河川の水量を維持・調節して、河川の機能(水質や生態系など)を維持したりする目的があるそうです。

○ 農業用水(リンク)(Agriculture)
ダムの水を特定の農地に農業用水を供給する役割があるそうです。

○上水道(リンク)(Water supply)
ダムの水を上水道用水を供給する役割があるそうです。

○工業用水(リンク)(Industrial water)
ダムの水を工業用水として供給する役割があるそうです。

○発電(リンク)(Power generation)
ダムの水を水力発電に利用する役割があるそうです。


ダムの役割は上記のとおりです。役割をそれぞれの英語の頭文字をとって(F・N・A・W・I・P)という記号で表しています。また、1つのダムで複数の役割を担っているダムを、多目的ダムと呼ずそうです。




玉川ダム(秋田県)の役割:FNAWIP





鳴子ダム(宮城県)の役割:FAP

玉川ダム(秋田県)のダムカード

こちらは、玉川ダム(秋田県)のダムカードです。



ダムカードは、玉川ダム管理所でもらえるようです。
(8:30~17:00、土日祝日含む、管理所正面玄関の脇にあるインターホンを押して下さい。)

ダムカード

一部のダム(の管理所)に行くと、ダムカードというものがもらえます。

ダムカードというのは、国土交通省のウェブサイトによると、

国土交通省と独立行政法人水資源機構の管理するダムでは、ダムのことをより知っていただこうと、平成19年より「ダムカード」を作成し、ダムを訪問した方に配布しています。 カードの大きさや掲載する情報項目などは、全国で統一したものにしており、おもて面はダムの写真、うら面はダムの形式や貯水池の容量・ダムを建設したときの技術、といった基本的な情報からちょっとマニアックな情報までを凝縮して載せています。 カードは、国土交通省と水資源機構の管理するダムのほか、一部の都道府県や発電事業者の管理するダムで作成し、ダムの管理事務所やその周辺施設で配布しています。

だそうです。

http://www.mlit.go.jp/river/kankyo/campaign/shunnkan/damcard.html


私も、ダム(の管理所)に行ったときに、いくつかいただいてきました。






こちらは、玉川ダムのダムカードです。

表面にはダムの写真と、ダムの名前、ダムの目的とダムの型式がアルファベットで書かれています。

裏面にはダムの諸元と概要、そして、ダムのこだわり情報というのが載っています。


私は収集癖が少し?あるので、ダムカードも集めたくなってしまいます。そして、並べてみたり、見比べてみたりして、ニヤニヤしたり、そのダムのことを思い出したりします。