ダムは台風や大雨などによって洪水が発生したときに下流への放流量を調節して、下流部の洪水被害を軽減させる機能があります(全てのダムにあるわけではありません)。
写真の旭川ダム(秋田県)は、治水専用のダムです。
ダムは、洪水に備えて予め容量を空けて、洪水に備えているそうです。
そして、いざ洪水が発生しそうになり、大雨が降って大量の水がダムに流入すると、ダムは水をためこみ、川に流す水量を減少させるそうです。
想定を上回る大量の水が流入した場合は、ダムに流入する水量と、河川に放流する水量が等しくなるそうです。しかし、流入量よりも放流量が多くなることはありません。
大雨が去って、ダムへの流入量が減少したら、下流の河川の状況に応じて放流を行い、水位を下げるそうです。
写真は田瀬ダム(岩手県)です。大雨の後で、ダムには山からの流木などが堰き止められています。
参考文献:国土交通省 中国地方整備局 弥栄ダム管理所
http://www.cgr.mlit.go.jp/yasaka/about/shikumi/shikumi4/shikumi4.htm
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