2019年8月7日水曜日
内の倉ダムを見てきました(1回目)
内の倉ダムを見に行ってきました。内の倉ダムは新潟県新発田市にある加治川水系内の倉川の中空重力式コンクリートダムで、堤高は82.5m、堤頂長は166mあるそうです。
内の倉ダムは、越後平野北部の加治川沿いに広がる穀倉地帯の農業用水と、新発田市の上水道用水の補給を目的として昭和39年12月に建設計画が決まったそうです。
ところが、昭和41年7月と昭和42年8月に発生した加治川の大水害(羽越水害)が流域に多大な被害をもたらしたそうです。
これをきっかけに、加治川流域を水害から守る機能も加えたダムが改めて昭和43年8月に建設することが決まったそうです。
ダム湖は「内の倉湖」と名付けられています。ダムの上流の方には、釣りをしているような方々がいらっしゃいました。
この日は暑くて風もほとんど吹いておらず、湖面は穏やかでしたね。
赤いラジアルゲートが見えますね。下流からダム堤体を見るスポットは見つけられませんでしたが、もともとなかったのかもしれません。
中空重力式コンクリートダムですので、上流の堤体に傾斜が付いていますね。なんでも、中空重力式コンクリートダムは横から見ると三角形の形をしているんだそうです。
内の倉ダムは、ダム堤体内の空洞で演奏会が開かれることがあるんだそうです。ぜひ行ってみたいですね。
天端です。自動車で通行可能でした。奥の方に何か立っていますが、あれを避けてゆっくり走れば大丈夫なようです。
この日はとても暑く、携帯には熱中症アラートが鳴って、「外での運動は原則禁止」というメッセージが出ていました。
ダム見学は私にとっては運動と同義なので、あまりあちこち歩きまわらずに、静かにしていることしかできませんでした。
ダム右岸の道路付近に、中空重力式コンクリートダムの堤体の10分の1スケールの模型が置いてありました。
その昔はコンクリートが高価だったため、コンクリートを節約するためにダム堤体の内部を空洞にしたんだそうです。
最近ではコンクリートの値段がそれほど高くなくなったために、逆に複雑な構造になる中空重力式コンクリートダムは採用されなくなったんだそうです。
最後に、管理事務所でダムカードをゲットしました。わーいわーい。
内の倉ダムはまだまだじっくり見たいダムでありました。
また見に来たいと思いました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿