2019年8月16日金曜日

鹿瀬ダムを見てきました(1回目)


鹿瀬(かのせ)ダムを見に行ってきました。鹿瀬ダムは東北電力株式会社が管理している新潟県東蒲原郡阿賀町にある阿賀野川水系阿賀野川の発電専用の重力式コンクリートダムで、堤高は32.6m、堤頂長は304.2mあるそうです。

鹿瀬ダムは地元では角神(つのがみ)ダムとも呼ばれているそうです。

鹿瀬ダムといえば、何といってもこの20門も並んでいるラジアルゲートが特徴的です。

ずらーっとゲートが並んでいる姿を生で見ると感激さえしてしまいそうです。

また、鹿瀬ダムは歴史的価値が高いダムだということで、土木学会から日本の近代土木遺産2800選に選定されているそうです。

残念ながら私が訪問した時には放流はしていない様子でしたが、これが全門、いや半分かそれ以下でもゲートを開いて放流している姿はきっと豪快かつ繊細で美しいものであろうかと思います。

いつか機会があったら見てみたいものです。



国道からちょっと逸れた道に入ると、鹿瀬ダムをちょっと近くで見ることができました。

いやー。すごいですね(^^)

堤高に対して堤頂長が長いため、今まで見てきたダムとはまた違った印象を受けますね。

玉川ダムとかなんかは、堤体がドシーンと川をせき止めて鎮座しているという印象ですが、この鹿瀬ダムは、川を受け流すというか、枕石漱流というか、しなやかな働きをしそうな印象を受けました。
(※印象は個人の見解で、ダムの働きを表現したものではありません)



「山の上に行けば、鹿瀬ダムを一望できる場所があるよ」と地域おこし協力隊の方と思しき方に話を聞いて、近くの山を自動車で上ってみました。

さっきはあんなに大きく見えた鹿瀬ダムが、ここまでくるととても小さく見えます。

…しかし、じつは鹿瀬ダムの下流側から見ることができるあずまやがあるという情報を後で知りました。

鹿瀬ダムをインターネットで検索すると、鹿瀬ダムを鳥瞰した写真が出てくるかと思いますが、その写真は、おそらくそのあずまや付近から撮影したものだと推測されます。

今回の旅では見ないでしまいましたが、今度はぜひそこから見てみたいと思います。



ダムカードをゲットしました。わーいわーい。

鹿瀬ダムのダムカードに載っている撮影スポットからの景色も見てみたいです。

あと、私はダムカードを収集しているわけではないと思っていましたが、旅の証としてカードが形として残っているのはちょっとうれしいです( *´艸`)



鹿瀬ダムは、「半川締切工法」という工法で建設されたそうです。なんでも、川の流れを片方半分に偏らせて、流れがなくなった場所にダムを作り、それができたら、仮の排水路を作ってもう半分を作るんだとか。へー。

鹿瀬ダムは紅葉や新緑の季節も景色が綺麗なんだそうです。

また折を見て見に来たいと思いました。

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