2019年9月23日月曜日
月山ダムに行ってきました(5回目)
月山ダムを見に行ってきました。月山ダムは山形県鶴岡市にある赤川水系梵字川の重力式コンクリートダムで、堤高は123m、堤頂長は393mあるそうです。
山形県西部に位置する赤川は、山形・新潟県境の朝日山系以東岳に源を発する幹川流路延長70km、流域面積857km2の河川です。赤川流域では、過去の水害や流域の開発状況から、治水安全度の向上が強く望まれてきました。
また、鶴岡市をはじめとする周辺市町村の水道用水は庄内地方の地下水を取水していたため、水不足に悩まされ、早期の水源転換が必要とされていました。
このように治水・利水面での強い要望を受けて、洪水調節、河川環境の保全等のための流量の確保、庄内南部地域の水道用水の供給、発電を行う多目的ダムとして、月山ダムは昭和56年度に建設事業に着手し、昭和63年度には本体建設工事に着工し、平成13年度に完成したそうです。
月山ダムの魅力を上げるとキリがありません。
融雪期の放流も素敵ですが、いつ来ても月山ダム堤体の月をイメージしたといわれているコンクリートの模様が素敵だと思います。
そこに、赤い色のゲートがアクセントとなっていて、まるで一つの芸術作品を見ているような気になるとかならないとか。
いつぞやはインフォメーションセンターの玄関前に置いてあったダムカード風フォトフレームですが、今回訪問した時は、展望広場のあたりに置いてありました。
ダムカード風フォトフレームで写真を撮れば、SNS映えしそうですね。
月山ダムのダム湖は「あさひ月山湖」と名付けられています。いつもお話ししているかとも思いますが、お隣の寒河江ダムのダム湖は「月山湖」で、月山ダムのダム湖は「あさひ月山湖」です。
秋田県内のダムでは水量が深刻で、警戒体制が置かれていましたが、月山ダムではそれほど水位が低そうには見えませんでした。
それほど地理的に離れているわけではない(地球規模で考えれば)ですが、地形等の要因でしょうか?貯水量に差が出ているんですね。
月山ダムインフォメーションセンターです。こちらでダムカードをいただけたり、場合によっては月山ダムの内部見学をしてもらえることもあります。
インフォメーションセンターはガラス張りなので、ここからだと月山ダムがガラスに映って見えます。
月山ダムの守り神の月の女神像です。逆光になってしまいました。
あさひ月山湖展望広場には、もっと大きな月の女神像がいらっしゃるんですが、今回は旅を急いでいたので、月山ダムインフォメーションセンターにある月の女神像を見に来ました。こちらは、あちらの像よりもかなり小さく作られています。
月山ダムのすぐそばに国道112号線が通っていて、結構賑やかなように思えますが、ダム左岸側はとても静かです。
ダム湖やダム堤体をのんびり眺めていると、まるでダムが何か語り掛けてくるような気がしますね。
月山ダムはキレイなダムです。堤体も見学スペースも。
また見に来たいと思いました。
過去の記事:月山ダムに行ってきました(4回目)
月山ダムに行ってきました
月山ダムの越流を見てきました
月山ダムのライトアップを見てきました
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