2017年7月24日月曜日

さよならミニカ~罹災~

(前回までのあらすじ)私は、自動車を買い替えることにしました。

お店の人の話では、商談から2週間くらいで届くというお話でしたが、一向に連絡が来ませんでした。

事情を聴いたところ、なんと、先日の記録的な大雨によって、車を預かっていた整備工場が水浸しになってしまったとこのことでした。

車を濡らしてはいけないと思って車をリフトで上げたので、車は無事だったそうですが、リフトが壊れてしまったそうです。

そのため、リフトから車を下すことが出来ずに、宙ぶらりんの状態なんだとか。

職場の人にそのことを話したら、ゲラゲラ笑っていました。

納車予定日から少し遅れるとのことでしたが、リフトが直らないことにはどうすることもできないそうで、今後の見通しはまだ立てられないとのことでした。

2017年7月23日日曜日

秋田県で記録的な大雨~その時私は…~

2017年の7月22日、23日に秋田県で記録的な大雨が降りました。

各地の河川が氾濫し、避難指示が出されたり、孤立集落が出たりしました。

その時私はどうしていたかと言いますと…。

7月22日、私は津軽ダムを見に行くために、北上していました。

途中、阿仁のあたりで今まで見たこともないような大雨に打たれながら運転していましたが、森吉のあたりにくると小雨になり、西目屋村に入ると晴れ間が見えることもありました。

途中でカレーライスを食べました。

津軽ダムを見ていた時は晴れていました。

弘前市のビジネスホテルにて雨風をしのいでいました。

テレビをつけると、秋田県には雨雲レーダーが真っ赤に覆われていました。


7月23日、私は帰路につきました。

途中でカレーライスを食べました。

西木のあたりでは土砂崩れがあったような景色がありましたが、実際はどうだったのかはわかりません。大曲のあたりでは道路が冠水していました。

私の自宅周辺は、あまり被害は内容でした。


というわけで、この両日は、車に傘を積んではいましたが、一度も開くことなく終わりました。

早く元通りの生活に戻れるようになってほしいものです。

2017年7月18日火曜日

さよならミニカ~告白~

(前回までのあらすじ)私は、自動車を買い替えることにしました。

実は、最初に目を付けた買い替え候補の車は、燃費とか車両価格とかの数字は気に入ったんですが、肝心の見た目はあんまり好きになれませんでした。

個人の好みの問題になりますが、この車の顔は愛着が湧くまでは時間がかかるかもしれないな、と思っていました。

別の車を買うことに決めたとき、私は密かに思っていたことを話しました。

「俺は、ちょっとカッコが気に入らねがったんだよなー」

「オエ(俺)も、だがら、ターボ付の方だば、まだカッコイイんた感じがしてらったんだよ」

「オラ(俺)も、それだばおがだど思ってらった」

「オメ(君)が羽根っこ付けるなんてめんずらしいなーって思ってらった」

「ちょっと年寄りっぽいと思ったっけ」

「なんぼ燃費が良いったったってなー」

「オメがこれがいい、って言ってらったがら、オエは何も言わねでらった」

みんな、私と同じことを思っていました。

みんなの蟠りが晴れてよかったと思います。

2017年7月17日月曜日

さよならミニカ~邂逅~

(前回までのあらすじ)私は、自動車を買い替えることにしました。

私の父親の友達が、別の自動車販売店に勤めています。

今の自動車保険は、父親を経由してその父の友達にお願いしていました。

父は、その関係もあって、「ウヂのワラシが車を買い替えることになった」という話をその父の友達に電話したそうです。

すると、父の友達が、実はその車はうちの店を通しても買えるから、相談させてくれないか、と言ってきたそうです。

私としては、お店にこだわる必要はないので、父の友達のお店に行って、話を聞くことにしました。

父の友達「こちらが息子さんですか。間違いなく親子ですね」

私と父親が似ているというのは、この界隈では有名な話です。

私は、事の顛末を話しました。

すると、父の友達さんは、何やら電話をし始めました。

そして、ちょっと時間がかかるから、見積もりが出来たら連絡します、ということになりました。

父の友達「一応、うちの車の見積もりも、お遊びで、出してもいいですか?」

なんでも、見積もりを出すことも、評価にかかわってくるとか。

せっかくなので、出してもらうことにしました。

出された見積もりを見てみると、意外にも、私が的を絞ったあの車の支払総額に迫る値段を出してきやがりました。

私は、「いや、ちょっと考えさせてください」と思いました。

内訳を注意深く見て、これはいらない。これはオプションで。などど言って、もう一度、見積もりを出してもらいました。

これでどうだ。

私は、悪くない、と思いました。

約3時間にわたる話し合いの結果、私は、的を絞った車から、父の友達のメーカーの車に決めることにしました。

見事に、父の友達の営業術にはめられてしまった形となりました。

さよならミニカ~遭逢~

(前回までのあらすじ)私は、自動車を買い替えることにしました。



私は毎晩のように自動車メーカーのウェブカタログを見比べていました。

そして、一つの車種に絞ることができました。

目を付けた車種は、カタログ上は燃費もよさそうだし、車両価格もそこそこです。小回りも効きそうだし、それなりに走りそうです。

自動車なんて走ってくれればなんでもいいと思ってはいますが、買うからには、これが購入の決め手になったというものを自分の中ではっきりしておかなければいけないと思いましたね。

車種を決めた私は、とある週末に、車屋さんに行きました。

車屋さんに行ったら、カウンターに座っていたお姉さんが、冷たいコーヒーを出してくれました。この季節は冷たい飲み物はありがたいですね。

ほどなくして、「カーなんとかアドバイザー」とかいう肩書を持った人が、私が座っていたテーブルの向かいに座りました。おそらく、私と年齢はそれほど違わないか、ひょっとすると私よりも若いかもしれないような人でした。爽やかな笑顔の人でした。

「本日はどういったご用件で?」と聞かれたので、見積もりをお願いしたいという旨を伝えました。すると、お店の彼は、カタログをもってきて、テーブルに広げました。

私は、「これのこのグレード」と伝えました。

お店の彼は、私が指名したグレードの説明を丁寧にしてくれました。これはこっちのグレードとここが違うんですよ、といった内容です。

私は、なるほどなるほど、と聞いていました。

すると、お店の彼が、「試乗できる車があるので、試乗してみませんか」と言ってきました。

これから長くお世話になるだろう車になるので、私は試乗することにしました。

お店から出て、数キロ走らせていただきました。まあ、こんなもんだろう、って感じでした。

またお店に戻ると、お店の彼はお見積りを作ってきてくれました。

ほうほう。

よく見てみると、わけのわからないなんとか保証というのがありました。お店の彼から説明を聞き、なるほどなるほど、と思いました。

いったん持ち帰らせていただき、よく検討してみますということを伝え、その日は帰りました。一応、同じような車の違うメーカーと比較してみますという体で。