(前回までのあらすじ)私は、自動車を買い替えることにしました。
私は毎晩のように自動車メーカーのウェブカタログを見比べていました。
そして、一つの車種に絞ることができました。
目を付けた車種は、カタログ上は燃費もよさそうだし、車両価格もそこそこです。小回りも効きそうだし、それなりに走りそうです。
自動車なんて走ってくれればなんでもいいと思ってはいますが、買うからには、これが購入の決め手になったというものを自分の中ではっきりしておかなければいけないと思いましたね。
車種を決めた私は、とある週末に、車屋さんに行きました。
車屋さんに行ったら、カウンターに座っていたお姉さんが、冷たいコーヒーを出してくれました。この季節は冷たい飲み物はありがたいですね。
ほどなくして、「カーなんとかアドバイザー」とかいう肩書を持った人が、私が座っていたテーブルの向かいに座りました。おそらく、私と年齢はそれほど違わないか、ひょっとすると私よりも若いかもしれないような人でした。爽やかな笑顔の人でした。
「本日はどういったご用件で?」と聞かれたので、見積もりをお願いしたいという旨を伝えました。すると、お店の彼は、カタログをもってきて、テーブルに広げました。
私は、「これのこのグレード」と伝えました。
お店の彼は、私が指名したグレードの説明を丁寧にしてくれました。これはこっちのグレードとここが違うんですよ、といった内容です。
私は、なるほどなるほど、と聞いていました。
すると、お店の彼が、「試乗できる車があるので、試乗してみませんか」と言ってきました。
これから長くお世話になるだろう車になるので、私は試乗することにしました。
お店から出て、数キロ走らせていただきました。まあ、こんなもんだろう、って感じでした。
またお店に戻ると、お店の彼はお見積りを作ってきてくれました。
ほうほう。
よく見てみると、わけのわからないなんとか保証というのがありました。お店の彼から説明を聞き、なるほどなるほど、と思いました。
いったん持ち帰らせていただき、よく検討してみますということを伝え、その日は帰りました。一応、同じような車の違うメーカーと比較してみますという体で。
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