秋田県仙北郡美郷町六郷では、毎年2月11日から15日に、小正月行事として国の重要無形文化財に指定されているカマクラ行事が行われています。そして、2月15日の夜には「竹打ち」が行われます。
「竹打ち」は、六郷の町を北軍と南軍に分かれて、竹を打ち合います。新しい年の豊作と商売繁盛を占う神事なんだそうです。
とかく「竹打ち」が注目されがちではございますが、町内の各家の願い事を書いて竹に結んで掲げる「天筆」も見どころであります。
「天筆」には「奉納 鎌倉大明神」から書き始められていて、五穀豊穣や地福円満などを祈願して、2月15日の夜に神様に届けるために左義長(どんど焼き)の火で燃やされます。
カマクラ行事の期間中は、町内に天筆が立ち並びます。
夜にどんど焼きの炎に燃やされながら照らされる天筆も幻想的ですが、青空に揺れる天筆もなかなかいいと思います。
どうぞおざってたんせ。
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