2012年9月21日金曜日

そこに山があるから(後編)

~これまでのあらすじ~

私は山へ行って、道を間違えて無駄に体力を消費して、何も見られずに帰って行った…



再び林道を走っていると、なにやら2台くらい駐車できそうなスペースがありました。その奥には、さらに山奥へと進む道が…



山奥にもかかわらず、轍ができています。

まっすぐ帰るつもりでしたが、この道を行けばどうなるものか確かめたくなって、そっちへ行ってみました。

10分くらい走っていると、なにやら人工物が出てきました。



水呑場です。ということは、この上には神社があるのか!?

さっきの俺の苦労は何だったのだ。

そういえば、さっきの案内図に、別ルートで神社まで行ける道が細く書かれていたような…




ここまで車で来れたのであれば、あんないばらの道を進むようなことはしなかったのですが。

水呑場の水は、冷たくてうまかったです。これで体力が30ポイントくらい回復しました。

持てる力を振り絞って、この長そうな石段を上がっていくことにしました。

この石段もかなり辛かったですね。木々の間からうっすらと青空が見えていたので、山頂までは残りわずかな気がしていましたが、なかなか見えてきませんでした。



無事に山頂にたどり着きました。

神社は、想像していたよりも整備されていました。人がそれなりに来ている形跡も所々見受けられました。

ここの神社は古く、延喜式にも記録されている由緒ある神社だそうです。

町中にある神社に比べると、参拝に訪れる人は少ないかもしれませんが、こうして山頂でひっそりと見守っているんでしょうね。

ありがとうございます。

お参りをして、その場を後にしました。

あと、さすがに山頂クラスになると、飛び回るトンボがほとんどオニヤンマですね。びっくりします。

ケガもなく無事に帰られてよかったです。また来ようと思います。

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