~これまでのあらすじ~
私は山へ行って、道を間違えて無駄に体力を消費して、何も見られずに帰って行った…
再び林道を走っていると、なにやら2台くらい駐車できそうなスペースがありました。その奥には、さらに山奥へと進む道が…
山奥にもかかわらず、轍ができています。
まっすぐ帰るつもりでしたが、この道を行けばどうなるものか確かめたくなって、そっちへ行ってみました。
10分くらい走っていると、なにやら人工物が出てきました。
水呑場です。ということは、この上には神社があるのか!?
さっきの俺の苦労は何だったのだ。
そういえば、さっきの案内図に、別ルートで神社まで行ける道が細く書かれていたような…
ここまで車で来れたのであれば、あんないばらの道を進むようなことはしなかったのですが。
水呑場の水は、冷たくてうまかったです。これで体力が30ポイントくらい回復しました。
持てる力を振り絞って、この長そうな石段を上がっていくことにしました。
この石段もかなり辛かったですね。木々の間からうっすらと青空が見えていたので、山頂までは残りわずかな気がしていましたが、なかなか見えてきませんでした。
無事に山頂にたどり着きました。
神社は、想像していたよりも整備されていました。人がそれなりに来ている形跡も所々見受けられました。
ここの神社は古く、延喜式にも記録されている由緒ある神社だそうです。
町中にある神社に比べると、参拝に訪れる人は少ないかもしれませんが、こうして山頂でひっそりと見守っているんでしょうね。
ありがとうございます。
お参りをして、その場を後にしました。
あと、さすがに山頂クラスになると、飛び回るトンボがほとんどオニヤンマですね。びっくりします。
ケガもなく無事に帰られてよかったです。また来ようと思います。
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