2016年10月8日土曜日

津軽白神湖湖底ウォーキングに参加してきました


ネットニュースを見ていたら、ダムに沈む集落跡を見ることができるイベントがある、という話を見つけました。

これはいかねば!ということで、参加してきました。

弘前市内の百貨店に集合し、その集合場所からマイクロバスに乗って、30分くらいで目的地に着きました。車中では、旅行会社?の人がその土地のことについていろいろと解説をしていました。


せっかくの機会だったにもかかわらず、私は早く津軽ダムが見たいと思ってしまい、その説明を聞かないでしまいました(>_<)

激しく後悔しています。




 「これから歩く場所は現在も工事が進められていますので、移動中はヘルメットを着用してください」とのことでした。

こんなヘルメットはまず手に入ることはできませんね。すごく持って帰りたい衝動にかられましたが、我慢しました。




歩くだけだろうと簡単に考えていました。しかし、その歩く場所は、少し前まで試験湛水で湖底だった場所。地面はぬかるみ、最悪でした。ほかの参加者さんは、みんな山歩きをするかの如くの格好をしていました。

普通のスニーカーで土の地面を歩くのはとても疲れましたし、靴が土まみれになりました。まあこれはこれで(^^)




「この土地は云々かんぬん…」と、工事現場の職員さんが説明をしていました。なんでも、説明を担当してくださった職員さんは、こちらに単身赴任をしているんだそうです。




ここも昔は集落があり、人がいたんでしょうね。

建物はすべて撤去されていたようです。全く縁もゆかりもない土地ですが、少し寂しい気持ちになりました。




「国土交通省のご協力のもと、当時、実際に使われていたバス停を設置しました。みなさん、こんな機会は二度とありませんので、是非記念に写真を撮ってください」

と、バス停を推されていました。しかし、先述の通り、私はこの土地に来たのは今日が初めてで、このバス停には何の思い出もなく。。。

「今だけ」という言葉には弱いので(;^_^A
ちょっと複雑な気持ちで、言われるがままに写真は撮りました。



建設途中の津軽ダムが見えてきました。わかりづらいですが、津軽ダムの手前に、目屋ダムというのがあり、このダムもダムの底に沈むんだそうです。

津軽ダムが堤高が97.2m、目屋ダムが堤高58mあるそうです。高低差がおおよそ40m。なんか数字の単位が大きすぎてよくわかりません。

帰りのバスの中では、ちゃんと説明を聞きました(^^)

この青森県の西目屋村というところには、有名な滝があるんだそうです。

この日はちょっと立ち寄っただけでした。また日を改めて、ゆっくりと滝の見学もできたらいいなぁって思いました。

ウォーキングの後は、ダムの近くのホテルで昼食をいただきました。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、美味しかったです。

この日は、ダムに沈む土地を歩くという貴重な体験をさせていただきました。

ありがとうございました。

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