というわけで、久しぶりにダムを見に行って参りました。
六郷砂防ダムです。地図には載っているのですが、ネット上にて情報を見つけることは出来ませんでした。場所は、私の家から車で10分くらい山へ向かって走れば着きます。こんな近場にもダムがあったようで驚きました。規模は小さめでした。
第一印象は、人気がない。
一応電線は山の麓からここまで伸びています。しかし、ダムのすぐそばに公園があるのですが、手入れされている様子が無く、草が生い茂っていました。
公園には↑のようなパネルが立っていて、ここには昔、集落があったことが記されています。この集落のことを忘れられないようにとの願いが込められているのか、一軒一軒の家主の名前が記されています。
「この湖底に 湯田ありき」
この集落の住人が書いたものであろうか。石碑が建っていました。
集落の姿はない。濁った水の深い深い底で、今も眠っているのだ。
石碑をよーく見てみると、なにやら人影が映っています。
それは私です。