2009年10月13日火曜日

小安峡を満喫しました

はい、どうも。

今回は、大学の同期の方々や、大学の先輩や、初めてお会いする方と一緒に、秋田県の南東部にある、川原毛地獄・川原毛大湯滝ということろと、小安峡というところへ"観光"へ行って参りました。発起人が、廃墟見物が好きな方で、今回もその辺にある廃墟でも行くのかななんて想像していましたが、意外にも普通の場所でした。

秋田組で合流し、川原毛地獄へ向かいました。少しずつ道が狭くなり、変なニオイがしてきました。すると前方に、何とも恐ろしい看板が現れました。



普段、運転をしていて見かけるのとは明らかに異なる「危険」の看板。モクモクと何かが発生しています。自分のHPがゴリゴリ削られるのを肌で感じました。死んでまうで。そのモクモクのせいでかなり視界が悪かったです。

ガスが発生している周辺は、荒涼たる風景でした。なんかゲームでしか見たこと無いような風景でした。この辺は、一度訪れたことがあると思うのですが、いかんせん幼少の頃だったのでほとんど覚えていません。しかし、この景色はしばらく忘れることはないでしょう。



すんごい景色でした。臭いし。ぺんぺん草も生えていません。通路の途中には、「有毒ガスが発生するおそれがあるので立ち止まらないでください」って書かれた看板がありましたが、我々はお構いなしに記念撮影を撮りまくりました。

キャッキャッしながら、先の方へ行ってみました。



押すなよ!絶対に押すなよ!!

駐車場から結構な距離を歩きました。疲れました。若く振る舞ってはいるものの、やはり体の衰えは隠せません。ハァハァ言いながら歩きました。それでもなんとか老体に鞭打って、最奥まで到着しました。



ここの水は適温になっているらしく、温泉として入ることが出来るようでした。この日も、多くの人が観光、入浴に訪れていました。画像ではわかりづらいですが、実物はもっと迫力があって、悠然としていました。



地獄を満喫した私らは、小安峡へ向かいました。

ここでも、遊歩道をひたすら歩きました。



モクモクと蒸気が発生していました。なんでも98℃だそうです。たしかに、そういわれてみれば熱かったような気がします。

蒸気がすごいところでは、前が見えないほどでした。



ふう。視界が開けてきました。



遊歩道の終わりは、また上まで上らねばなりませんでした。しかし、観光客のやる気を削ぐようなこの階段はいかがなものかと思いますね。心がおれそうになりました。

それにしても、天気に恵まれたのは何よりでした。道中でアイスクリームを売っていたおばちゃんに話を聞くと、前日はひどい雨で、気温も低くて大変だったそうです。

風光明媚な場所で、同じ場所に立っていても、振り返ると全く異なる景色が見えたってとこに心が惹かれました。森を見ていても、振り返ると地獄の景色がありました、みたいな。また来たいと思いました。

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